Kouyou Miyazaki2021年3月25日読了時間: 1分朧月夜 半切に菜の花畠(ばたけ)に、入り日薄れ見わたす山の端(は)、霞(かすみ)ふかし春風そよふく、空を見れば夕月(ゆうづき)かかりて、におい淡(あわ)し里わの火影(ほかげ)も、森の色も田中の小路(こみち)を、たどる人も蛙(かわず)のなくねも、かねの音もさながら霞(かす)める、朧(おぼろ)月夜
菜の花畠(ばたけ)に、入り日薄れ見わたす山の端(は)、霞(かすみ)ふかし春風そよふく、空を見れば夕月(ゆうづき)かかりて、におい淡(あわ)し里わの火影(ほかげ)も、森の色も田中の小路(こみち)を、たどる人も蛙(かわず)のなくねも、かねの音もさながら霞(かす)める、朧(おぼろ)月夜
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